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田七人参根

田七人参とは?効果・成分・選び方まで徹底解説【完全ガイド】

2026.06.03

「田七人参ってなに?」「高麗人参とはどう違うの?」「どうやって選べばいいの?」

サプリメントを突き詰めていくと、田七人参(でんしちにんじん) という名前を目にすることがあるのではないでしょうか。実は、田七人参は、古くから中国で珍重されてきた希少な植物です。日本でも健康意識の高い層を中心に、日常生活へ取り入れる方が増えています。

しかし、「名前は聞いたことがあるけれど、詳しくは知らない」という方も多いはずです。

この記事では、田七人参の基本情報から含まれる成分、正しい飲み方、そしてサプリメントの選び方まで、初めての方にもわかりやすく丁寧に解説します。田七人参について知りたいことがすべてわかる完全ガイドです。ぜひ最後までお読みください。

田七人参(でんしちにんじん)とは?

田七人参・雲南省イメージ

田七人参の基本情報

田七人参(でんしちにんじん)は、ウコギ科の多年草で、学名を Panax notoginseng(パナックス・ノトジンセン)といいます。中国南部の雲南省の標高1,200〜1,800メートルの限られた高地でのみ自生・栽培されている、たいへん希少な植物です。

人参といっても、見た目はゴツゴツしていて想像する人参のイメージとは違うかもしれません。匂いはごぼうに近く土壌の成分を溜め込んだ香りがします。

そんな田七人参の最大の特徴は、種をまいてから収穫までに3〜7年もの歳月がかかる こと。しかも、一度収穫するとその土地の栄養分を吸い尽くしてしまうため、同じ場所では10年以上栽培できないとも言われています。それだけ大地の栄養をたっぷりと蓄えた植物なのです。

田七人参はよく「頭数(とうすう)」でその希少さを表され、数字が小さいほど大きく、栄養価が高いとされています。たとえば 「40頭」サイズ は、1斤(約500g)あたり40個分に相当する大粒のもので、高品質な田七人参の証となるのです。

「金不換」と呼ばれる理由

田七人参は、中国では古来より 「金不換(きんふかん)」 という別名で呼ばれてきました。これは「金にも換えがたいほど貴重なもの」という意味です。明の時代に書かれた薬学書『本草綱目(ほんぞうこうもく)』にも記載されています。

この「金不換」の名前が示す通り、田七人参は中国の長い歴史の中で非常に高い価値を認められてきました。先ほど記載したように収穫までの歳月や収穫から10年間同じ土壌で栽培ができないことから限られた人々しか手にすることができなかった希少品でした。

数百年の歴史を持つ伝統的な素材でありながら、現代の科学的な研究でさらにその豊富な栄養成分が注目される植物とです。

田七人参と高麗人参の違い

田七人参について調べると、「高麗人参(朝鮮人参)」との違いが気になる方も多いでしょう。どちらもウコギ科の植物ですが、実はいくつかの明確な違いがあります。

比較項目 田七人参 高麗人参
学名 Panax notoginseng Panax ginseng
主な産地 中国雲南省・広西省 韓国・中国東北部
栽培期間 3〜7年 4〜6年
サポニン含有量 高麗人参の約3.75 基準値
歴史的な用途 「活血・止血」の素材として 「滋養強壮」の素材として
価格 希少性が高くやや高価 比較的流通量が多い

 

最も注目すべき違いは サポニンの含有量 です。田七人参と高麗人参は共にサポニンという代表的な栄養成分を含んでいますが、田七人参には高麗人参の約3.75倍ものサポニンが含まれているとされています。サポニンは健康に関心のある方から特に注目されている成分で、この圧倒的な含有量が田七人参の最大の魅力のひとつです。

関連記事: 田七人参と高麗人参の違いを徹底比較

 

田七人参に含まれる主な成分

乾燥ハーブ

田七人参が「金不換」と称されるほど珍重されてきた背景には、その豊富な栄養成分があります。ここでは、田七人参に含まれる代表的な成分をご紹介します。

サポニン

田七人参の最も特徴的な成分が サポニン です。

サポニンとは、植物の根や葉に含まれる天然の成分で、水に溶かすと泡立つ性質を持っています。ラテン語で石鹸を意味するsapo(サポ)が語源の由来になっています。田七人参に含まれるサポニンは「ジンセノサイド」と呼ばれる種類で、その含有量は高麗人参の約3.75倍にも達します。
サポニンは他にも大豆に含まれる大豆サポニンなどが代表的で、コレステロールの低減や抗酸化作用などで注目を集めています。

田七人参には約30種類以上のサポニンが含まれているとされ、その多様性と量の多さが他の植物にはない大きな特長です。健康維持に関心のある方からは特に注目を集めている成分であり、田七人参が選ばれる最大の理由です。

関連記事: 田七人参のサポニンが注目される理由(準備中)

フラボノイド

田七人参には、フラボノイド も豊富に含まれています。

フラボノイドは、植物が紫外線や外敵から身を守るために作り出す天然のポリフェノールの一種です。ブルーベリーや緑茶などにも含まれていることで知られていますが、田七人参にも多く含まれています。

フラボノイドは健康を意識する方の間で広く知られている成分であり、毎日の食事だけでは不足しがちな栄養素を補う意味でも、田七人参は心強い存在です。

必須アミノ酸・ビタミン・ミネラル

田七人参には、サポニンやフラボノイドだけでなく、私たちの体に欠かせないさまざまな栄養素がバランスよく含まれています。

  • 必須アミノ酸: 体内で合成できないため食事から摂る必要がある9種類のアミノ酸のうち、田七人参には複数の必須アミノ酸が含まれています
  • ビタミン類: ビタミンB群をはじめとするビタミン類
  • ミネラル: 鉄分、カルシウム、亜鉛などの各種ミネラル
  • 有機ゲルマニウム: 希少なミネラル成分

これらの栄養素を一度に摂れるのは、田七人参ならではの魅力です。毎日の栄養バランスが気になる方にとって、効率的に栄養を補給できる素材として注目されています。

 

田七人参が注目される3つの理由

漢方の乾燥素材

田七人参はなぜ健康意識の高い方に選ばれるのか、3つのポイントをご紹介します。

健康的な毎日のサポートに

年齢を重ねるにつれて、「以前のような元気がなくなった」「朝からスッキリしない」と感じる方は少なくありません。

田七人参には、サポニンをはじめとする栄養成分がぎゅっと詰まっています。毎日の健康を内側から支えたい方にとって、自然由来の栄養補給として取り入れやすいのが田七人参の魅力です。

忙しい毎日の中でも、手軽に続けられる健康習慣として多くの方に選ばれています。

年齢を重ねた女性の味方に

40代、50代、60代と年齢を重ねると、体の変化を感じやすくなるものです。特に女性は、ゆらぎやすい時期を迎えると、毎日の生活の中でさまざまな不調を感じることがあります。

そんなとき、田七人参に含まれるサポニンやフラボノイドなどの豊富な栄養成分は、女性の健やかな毎日を応援する心強い存在です。「毎日をいきいきと過ごしたい」「自分らしく元気でいたい」という想いに寄り添える素材として、多くの女性から支持されています。

栄養バランスの補給に

現代の食生活では、忙しさから食事が偏りがちになることも多いのではないでしょうか。

田七人参には、サポニン、フラボノイド、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラルなど、多種多様な栄養素が含まれています。食事だけでは摂りきれない栄養素を効率よく補うことができるため、栄養バランスが気になる方の日々のサポートにぴったりです。

健康診断の数値が気になり始めた方や、生活習慣を見直したいと考えている方にも、毎日の栄養補給の一つの選択肢として注目されています。

関連記事: 田七人参の働きを専門的に解説

 

田七人参の正しい飲み方

田七人参をせっかく取り入れるなら、正しい飲み方を知って、より良い形で続けたいものです。ここでは、市販されている田七人参サプリメントの飲み方のポイントをご紹介します。

摂取量の目安

田七人参サプリメントの摂取量は、製品によって異なります。それぞれの製品に記載されている 1日あたりの目安量を守る ことが大切です。

一般的には、田七人参粒タイプの場合、1日4〜8粒程度 を目安に飲まれている方が多いようです。ただし、体質や体調には個人差がありますので、初めて飲む方はまず少量から始めて、体の調子を見ながら量を調整するのがおすすめです。もちろん子供が飲むことも可能ですが、薬と同じように体の大きさに合わせて飲む量を調整するのが良いかもしれません。
(※持病のある方、妊娠・授乳中の方などはお医者様にご相談ください。)

飲むタイミング

主に健康食品(サプリメント)で販売される田七人参は、医薬品のように厳密な飲むタイミングの決まりはありません。しかし、以下のタイミングがおすすめとされています。

  • 食前: 空腹時のほうが栄養成分を吸収しやすいとされています
  • 朝と夜の2回に分けて: 1日の目安量を朝晩に分けて飲むと、無理なく続けやすくなります
  • 水またはぬるま湯で: 吸収を助けるため、水かぬるま湯と一緒にお飲みください

大切なのは、毎日飲む習慣をつける こと。忘れにくい生活リズムに組み込むことで、長く続けやすくなります。

継続期間の目安

田七人参は医薬品ではなく、自然由来の栄養を補給するためのものです。そのため、飲み始めてすぐに変化を感じるというよりも、毎日コツコツと続けること が大切です。

目安としては、まず 2~3か月程度 を目標に継続してみてください。体のリズムは個人差がありますが、じっくりと続けることで、毎日の健康習慣として自然に生活の一部になっていきます。

「焦らず、毎日続ける」――これが田七人参を上手に取り入れるコツです。

関連記事: 田七人参の正しい飲み方・摂取量・タイミング

 

田七人参サプリの選び方

田七人参サプリメント

田七人参のサプリメントは各社から販売されていますが、品質には大きな差があります。せっかく毎日飲むものだからこそ、安心・安全な製品を選びたいですよね。ここでは、失敗しない選び方の3つのポイントをお伝えします。

有機JAS認証かどうか

田七人参を選ぶ際に、まず確認していただきたいのが 有機JAS認証 を取得しているかどうかです。

有機JAS認証は、農林水産省が定めた厳しい基準をクリアした有機食品にのみ与えられる認証マークです。化学的に合成された農薬や肥料を使用せず、自然の力を活かした栽培方法で育てられたことを第三者機関が証明しています。

毎日口にするものだからこそ、「有機JAS認証」の有無は安心の大きな目安になります。

田七人参の品質

先ほどご紹介した 「頭数」 も重要な品質指標です。40頭サイズ以下(つまり大粒) の田七人参は、十分に栄養を蓄えた高品質な原料の証。パッケージやウェブサイトで頭数の表記があるかどうかもチェックしてみてください。

さらに、田七人参の 配合率 も重要です。添加物や増量剤で薄められていないか、田七人参がどの程度の割合で配合されているかを確認しましょう。

添加物の有無

サプリメントを選ぶ際には、余計な添加物が使われていないか も大切なチェックポイントです。

一般的なサプリメントには、形を整えるための賦形剤(ふけいざい)や、保存性を高めるための保存料などが使われていることがあります。毎日長期間にわたって飲み続けるものだからこそ、できるだけ添加物の少ない、素材そのものの力を活かした製品を選びたいものです。

原材料表示をしっかりと確認し、シンプルな原材料で作られた製品を選ぶことをおすすめします。

関連記事: 田七人参サプリの選び方ガイド(準備中)

 

まとめ

この記事では、田七人参の基礎知識から成分、注目される理由、飲み方、選び方までを網羅的にご紹介しました。最後に、ポイントを整理しておきましょう。

  • 田七人参(でんしちにんじん) は、中国雲南省の高地で育つウコギ科の希少な植物。「金不換(金にも換えがたい)」と呼ばれるほど貴重な植物
  • サポニン含有量は高麗人参の約3.75。フラボノイド、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラルなど多彩な栄養素を含む
  • 健康的な毎日のサポート、年齢を重ねた女性の味方、栄養バランスの補給として幅広い世代に注目されている
  • 飲み方のコツは「食前に、水またはぬるま湯で、毎日コツコツ2~3か月以上続ける」
  • 選び方のポイントは 「有機JAS認証」「品質(40頭サイズ)」「添加物の少なさ」 の3つ

いかがでしたでしょうか。最後まで読んでいただいた皆様の健やかな生活に少しでも役立てばと思います。

監修:吉田幸代/漢方カウンセラー

漢方カウンセラー吉田先生

吉田幸代先生:過去に医薬品からサプリメント、医薬部外品まで幅広いヘルスケア商品の販売・指導に従事。一人ひとりの体質や症状に合わせたパーソナルな漢方カウンセリングを行っている。

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