さまざまな健康効果を得られるとして、中国で古くから重宝されてきた田七人参。最近では日本でも入手できるようになり、健康意識の高い方々に人気となっています。この記事では、田七人参とはどのような植物なのか、同じ人参と名の付く高麗人参とはどのように違うのかなど、田七人参の基礎知識を解説。最後におすすめの田七人参サプリもご紹介します。
田七人参とはどんな植物?
田七人参は中国伝統医学で使用される薬草の一種で、ウコギ科人参属の根菜です。現存する人参属植物の中では最も原始的なものとされ、「生きた化石」とも呼ばれています。
主に中国西南部の雲南省で採取できますが、育つまでに七年もの月日を要することから、「田七(でんしち)」と呼ばれるように。非常に厳しい条件下で育ち、収穫した土地は栄養分がことごとく吸収されつくされ、雑草すら生えないと言われています。現在は栽培方法が研究されていますが、まだ量産は難しいようです。
そんな田七人参は、なんと中国で16世紀末頃から活用されてきたという長い歴史があります。約400年前の薬物研究書『本草綱目』にもその薬効が記載され、金にも換えがたいほど貴重なものとして「金不換(きんふかん)」と呼ばれるように。薬として重宝されるとともに、薬膳原料として食事にも取り入れられ、広く親しまれてきました。近年では改めてその効果が見直され、日本でも健康意識が高い方の間で根強く支持されています。
高麗人参との違いは?
人参属植物のなかでメジャーな高麗人参はみなさんご存じでしょう。薬局などでも販売されており、日本でも身近な健康食品として親しまれています。高麗人参も田七人参と同じウコギ科の植物ですが、大きく違うのは「サポニン」という成分の含有量。サポニンは水に溶けると泡を発生させるため、天然の界面活性剤と呼ばれる成分で、体内をスッキリさせたり、余分な脂を排出するのをサポートする役割が期待できます。また、風邪などにかかりにくくなる働きも期待できるため、乾燥する時期や季節の変わり目などに積極的に摂りたい成分です。
サポニンは食品では大豆製品やごぼうから摂取しやすく、高麗人参や田七人参にも多く含まれます。特に田七人参には非常に豊富に含まれており、高麗人参の約7倍の含有量です。そのため田七人参は薬用人参の王様と言われています。
田七人参は今なぜ人気なのか?
希少価値の高い田七人参は、これまで一部の人々しか入手できないものでしたが、現在は栽培研究が進み、日本でも入手できるようになってきました。さまざまな健康効果が期待できますが、特に以下のような方に選ばれています。
- 脂っこい食事が多い方
- すみずみまでめぐりをスムーズにしたい方
- サビない丈夫な体づくりをしたい方
- 変化する体を若々しく保ちたい方
田七人参は薬膳にも活用されるため、原材料を入手して調理することも可能です。鍋に入れたり、肉や野菜と一緒に煮込んだりして食べるようですが、慣れていないと扱いづらく、食べにくいでしょう。そこでおすすめなのが、気軽に摂取できるサプリメントです。
田七人参を効果的に摂るにはサプリがおすすめ
最近ではさまざまなメーカーから田七人参のサプリメントが販売されるようになりました。田七人参のサプリメントは高価なものが多いため、せっかく摂取するならしっかりしたものを選び、健康効果を実感できるようにしたいですね。本当によいものを見極めるためには、以下の点に注意していただくとよいでしょう。
- 田七人参の頭数(サイズ)は大きいか
- サプリメントの純度は高いか
- 安心安全の生産環境か
- 信頼できる会社から発売されているか
田七人参のサプリのなかで、上記をクリアしているのが「ゆうき田七人参」です。田七人参の品質はそのサイズ(頭数)で決まるのですが、流通の多い50~120頭に比べ、ゆうきでは さらに大きい40頭を厳選しています(頭数が小さくなるほどサイズが大きくなります)。もちろん農薬不使用・有機栽培による田七人参のみを使用し、国内のGMP認定工場で生産しています。販売会社の株式会社ゆうきは「生きもの田んぼのお米」という自然農法で作ったお米や、そのお米で作った食品などを販売する会社なので、健康意識の高いお客さまから長く支持されています。田七人参をサプリメントで摂取したいなら、ぜひ「ゆうき田七人参」がおすすめです。